選手の活躍を支えるプロ野球の球団職員の仕事内容
野球の試合を行うプロ野球選手の他に、各球団にはチームの運営を支える球団職員が居ます。選手のように注目を浴びることは少ないですが、選手を支える大切な存在です。
球団職員の仕事内容は選手をスカウトしたり、コーチやトレーナースタッフなど選手に関わる仕事から、企画運営や通訳、ファンサービスのイベントスタッフやグッズ考案など多岐に渡っています。球団のスカウトマンは即戦力となる選手や新戦力となる選手を見つけ、スカウトをして球団に来てもらいます。コーチやトレーナーは試合で活躍することが出来るように選手の育成やコンディションを整える手助けをするのです。通訳者は外国人選手の通訳をしたり、グッズ担当者はファンに喜ばれるような品物を考えます。企画運営の担当者はファンイベントの企画や実行をして、ファンが喜ぶような企画を提案するのが役割です。球団職員の中には営業担当者も居て、チケットをさばく仕事をしています。万が一チケットが余ってしまったときには各方面に営業をして、お客さんを呼び寄せているのです。
球団職員になるための特別な資格はありませんが、ある程度の野球の知識は必要です。実務経験のあるスタッフや元野球選手などが働くケースも多く見られます。経験や知識がなくても関連する企業で働いたり、アルバイトで経験を積むなどして球団職員になる場合もあります。求人の多くは各球団のホームページに掲載されていて、そこから応募することも可能です。